炭鉱のカナリア

いつの間にか隣の住人が引越していたようで、空き部屋のお掃除なのか改装なのか、よく分からないのだがたまに工事の人が出入りしている。
昨日は朝から、壁が崩れるんじゃなかろうか・・・と思うくらいの音がし始め、故障か?と思ったくらい我が家の空気清浄機がず~っとフル稼動で、どうやら隣から流れてくる細かい粉塵を吸っていたようだ。

朝イチできれいに掃除したのに・・・もうっ!と多少イライラしながら、クイックルワイパーで目には見えないホコリを拭きながら、ウチの空気清浄機の働きぶりはなかなかのものだねと感心しながら半日を過ごした。
ここまでは良かったのだが・・・。

隣からの大きな音がやっと聞こえなくなった夕方、今度はペンキのような灯油のようなニオイが漂ってきた。
ちょうど夕食の支度にかかっていた頃だったので、最初はガス漏れかと思いドキッとして思わず火にかけた鍋に顔を近づけてニオイを嗅いでみたら髪の毛がこげるニオイがした。
自分の髪の毛をこがしてどうすんねん!

万年鼻炎の私だがニオイにはとても敏感に反応する。ずっとこのままこのニオイを嗅いでいたら気を失うんじゃなかろうかという不安まで湧き上がり、ふと「炭鉱のカナリア」を思い出した。
カナリアはガスにとても敏感に反応するので、新しい坑に入る時はまずカナリアを最初に入れて有毒ガスが出ていないかどうかを確認してから人が入るのだ。
じゃあウチの小鳥はどうなのか、と見てみると普段と変わりなくご機嫌にマメなど食っている。
そういえば朝、風呂掃除にブリーチ剤を使ったのだがあの強烈なニオイが漂う中でも平気に遊んでいた。
よほど私の方がニオイにやられてヘロヘロしていたくらいだ。

ウチの小鳥はニオイ感知には不適格のようだ。
では、空気清浄機はどうなのか・・・これもまた朝のようにパワフルには動いていない。こいつもまたこの手のニオイには鈍感なようだ。

窓を開け、空気清浄機は無理やりターボ運転させて、ようやく我慢出来るくらいのニオイにはなったが、念の為一晩中隣家と接するリビングの窓を開けておくことにした。
翌朝、夫はずいぶんマシになったねと言うが、私はまだまだ感じるのだ・・・ニオイを。

いまだにこのニオイで胸がドキドキする、前世はカナリアだったかもしれない。
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by hobomanzoku | 2010-03-16 23:14 | あれこれ
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